SP-3420 A硫黄リン微量検出専用クロマトグラフィーの詳細:
火炎光度検出器(FPD)は、水素リッチ火炎を用いて硫黄リンを含むヘテロ原子の有機物を分解し、励起分子を形成し、それらが基底状態に戻ると、一定の波長の光を発する。この光強度は測定されたグループ成分に比例する。だからそれは物質と光の相互関係をメカニズムとする検出方法であり、光度法に属する。分子励起後の発光であるため、光度法における分子発光検出器であり、FPDは高感度で高選択性の検出器であり、硫黄に対して非線形応答であり、主に硫黄含有リン化合物の微量検出に用いられることを特徴とする。
技術パラメータ
温度制御指標
●カラムボックス4*4次プログラム昇温、昇温速度0.1~50℃/min、
●カラムボックス温度範囲:室温以上20℃〜400℃
●注入器温度範囲:室温~400℃
●検出器温度範囲:室温~400℃
●補助タンク温度範囲:室温~400℃
温度制御精度:±0.1℃
検出器システム指標
●TCD:S≧5000 mv.ml/mg(He中ブタン)
●FID:D≤8×10-12g/s (n-C16)
●ECD:M≤2×10-13g/ml (r-666)
●TSD:窒素測定D≦2×10-13 g/s(アゾベンゼン)
測定リンD≦1×10-13 g/s(マラチオン)
●FPD:測定硫黄D≦2×10-10 g/s(メチルパラチオン)
測定リンD≦2×10-12 g/s(メチルパラチオン)
基本パラメータ
●機器外形寸法(高さ×幅×奥行き):500×588×550(mm 3)
●動作電圧:AC 220 V±10%50 Hz
●消費電力:1650 W
●計器正味重量:50 kg